【グループディスカッション】金融業界の頻出テーマや合格の秘訣は?
2022.03.14

就活生で金融業界を志望しているはかなり多いですよね。

金融業界の会社に内定をもらうためにも、グループディスカッションを通過しなければなりません。

なので今回は、金融業界でのグループディスカッションの頻出テーマとその解答例を紹介していこうと思います。

金融業界を簡単に解説

金融会社は大きく分類すると、銀行、証券会社、保険会社に分かれる。まずは簡単に業態と代表的な企業を理解しよう。

銀行

銀行は投資銀行と商業銀行に分かれます。商業銀行は個人および法人向けに預金業務や貸出業務、支払い決済手段の提供などを行う金融機。

 

投資銀行は企業の資金調達や企業買収をサポートするビジネスですから大きく異なります。また就職における難易度は圧倒的に投資系銀行が難しく、投資系銀号の難易度は戦略系コンサルティング会社と同程度と認識されています。

 

商業銀行は、メガバンク、地方銀行、信託銀行、最近ではネット銀行もここに分類されます。投資系の代表格が、ゴールドマンサックス、JPモルガン等で外資が中心です。またメガバンクは三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行がここに該当します。

証券会社

証券会社は企業が発行する有価証券を取り扱う業態です。分類すると5大証券、準大手証券、中堅証券、ネット証券に分類されます。5大証券は、SMBC日興証券、野村證券等が該当します。

保険会社

保険会社は生命保険、損害保険に分かれます。損害保険は東京海上HD, 等があります。生命保険は、日本生命保険、三井住友海上火災保険、明治安田生命などがあります。

銀行の出題テーマの傾向は?

今回は金融業界の中でも特に人気な銀行の出題テーマを紹介していきます。

・「SMBCには今後どんな人材が必要か」 23卒インターンシップSMBC

・ある企業が協業、M&Aするなら四つのうちどの企業と協業すべきか 22卒インターンみずほフィナンシャルグループ、個人作業+グループディスカッション

・日本がユニコーン企業をより排出するためには 23卒本選考ゴールドマンサックス

・ある企業のM&A先企業を選定するというもの 23卒インターン三菱UFJ銀行

・国内目薬メーカーのM&A先の提案 23卒インターン三菱UFJ銀行

・小学校で学ぶべき科目を3つ選べ 23卒インターン三菱井UFJ銀行

・経営難に陥っている社長さんを銀行ならではの方法で手助けするワーク 23卒インターン三菱井UFJ銀行

 

投資系銀行の問題はコンサルティングファームと同じように業務に照らし合わせた問題を出す傾向が強く、M&Aに関する問題や企業を発展させるために何をすべきか等の問題が多い傾向にある。

メガバンクが出題する傾向は大量採用(100名以上)の為、インターンシップ、本選考とも多くの色々な層の学生が選考にエントリーする為に色々な種類の問題を用意している。

 

今回、三菱UFJの23卒のインターンの問題を多く例示したのは、複数の多種にわたる問題を同時に出す傾向が強いことを理解してもらいたいからです。これは、過去問題が広く流布することを認識した上での対策を企業が実施しているということです。

多くの学生を採用する銀行は学生に傾向を悟らせないで、過去問題のみの予習の意味をなくしているという事実です。

 

メガバンクも色々な職種があるので、投資分問向きから営業全般の総合職に対する問題では問題の種類がだいぶ異なる。投資部門を目指す学生は、コンサルティング会社が出題するロジカルシンキング型とフェルミ推定を練習する必要がある。

 

幅広い総合職を目指すのであればグループディスカッションのすべてのパターンを網羅的に実施して、どんな問題でも解ける練習が必要であり、グループディスカッションの練習をする必要がある。

 

金融業界でよく出題される課題解決型の議論の流れを解説してます!

→グループディスカッションの課題解決型の流れを紹介

 

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銀行の出題テーマの解き方のコツ

では銀行で実際に出題されたテーマの解き方を解説します。

ある企業が協業、M&Aするなら四つのうちどの企業と協業すべきか

22卒インターンみずほフィナンシャルグループ、個人作業+グループディスカッション

ではこの問題をどのように進めるべきか考えてみよう。

通常M&Aをする際の手順は

1.M&Aや協業で何を達成すべきかという目標設定をします

 

2.次に企業の現状分析を実施します。

この現状分析はSWOT分析をするのが主流となります。SWOTはStrength、Weakness、Opportunity、Threatです、強み、弱み、機会、脅威の略です。自社の強みと弱みを分析して、外部、市場の機会と脅威を総合的に分析することです。今回のケースでは、ある企業だけでなく、4つの企業の分析も必要です。

 

3.獲得目標の設定をします

獲得目標は技術やノウハウや、人的資源などがあります。

 

4.自社のメリットとM&A、協業先のメリットを分析します。

実際のM&Aの場合は価格決定がこの後、行われますがインターン、本選考での問題では上記の4つを解決すればいいでしょう。

それではこの中で最も重要なSWOT分析する際の注意点を上げておきます。

 

1.Strength(強み)に見つけ方

・得意なことは何か

これは商品やサービスの市場における占有率(シェア)を見ることである程度捕まえられます。また販売価格を他社と比較することでその商品強みがどこにあるのかを考えるきっかけになります。価格とシェアに着眼して商品、サービスの強み、販売力、販売方法の強みというように考えることが重要です。

・組織のユニークな点はどこか

会社は人で出来上がっています。結果としての数字だけでなく、ヒット商品やサービスが次々に繰り出される場合は、その仕組みづくりに強みがあります。組織の強みに着目することです。

 

2.Weakness(弱み)

強み分析を実施すると同時に弱みも同様に分析します。その際に重要なのは、

・改善できる点はどこか?

・どんなリソースがあればパフォーマンスを改善させることができるか?

を考えながら進めることです。

 

3.Opportunity(機会)

漠然と数字を見ても何も思いつきません、機会を見つける上で重要な点は、

・どんなリソースがあれば弱みが改善するか?

・自社のサービスに市場とのギャップはあるか?

を視野に入れて考えることです。

 

4.Threat(脅威)

外部環境による脅威を考える上で重要な点は、

・業界のどのような変化が懸念されるか?

・どんな市場トレンドの兆しがあるか?

・競合他社が当社を上回っている点は何か?

を視野に入れることです。

実際に企業を想定してHPなどの情報を基にSWOT分析を経験しましょう。

銀行のグループディスカッションの評価基準は?

投資銀行や投資部門に判断基準は、コンサルティング会社とほぼ同様の評価基準になります。詳しくはコンサルティング会社のグループディスカッションを参考にしてください。そして更に情報分析力が重要です。

思考力

意見、発言に論理的な裏付けがしっかりとあるということが重要です。特にSWOTをきちんと分析することが求められます。

情報分析力

M&Aを中心とした業務は資料から情報を分析することが重要です。情報を分析して更に必要な情報をどのリソースを使って入手するかというのも重要な能力です。情報を分析して必要な要素(例えばSWOT)などのフレームに従って考察する力です。

コミュニケーション力

自分の提案を相手にわかりやすく伝える能力は必須です。伝える力は論理的の要素と相手の感情を動かせるかという2点があります。論理的だけでなく、感情に触れる話し方も重要ですが、論理的なコミュニケーション力が最も求められます。

協同性

これは実際のプロジェクトが社内でのお打ち合わせ、お客様との打ち合わせが多いので協力して進める能力が問われます。コンサルティング会社のグループディスカッション選考に行くと論理的で頭の良さが鼻につく学生がいます。

こういう学生はすぐに落とされてしまいます。周りと協力的にできない対応や人を見下す態度は即不合格となりますから注意しましょう。

メガバンク等の総合職という分野における判断基準は投資銀行とは少し異なります。

高いコミュニケーション力

メガバンクの総合職は営業の仕事に就くケースが圧倒的に多いことが知られています。そういう意味では、高いコミュニケーション力が求められています。

営業職はコミュニケーションスキルが最も重要です。

柔軟性

この能力も営業をする上ではとても重要な能力です。また、臨機応変に対応する能力は社内、お客様との対応も必須です。

 

グループディスカッションが実際にどのような評価基準なのかを実際に使われている採点表を見せながら解説しています。

→グループディスカッションの評価基準は?採点表を公開しながら解説!

 まとめ

金融業界特に銀行においては、投資系部門もしくは投資系銀行と、メガバンク総合職では、グループディスカッションの出題傾向も評価ポイントも大きく異なります。

SWOT分析を投資銀行対策としては必須になります。またメガバンクにおいては色々な種類の問題を多く体験する必要があります。

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この記事の監修者

清水達也(しみずたつや)

早稲田大学理工学部卒業後リクルートに入社。在籍中、じゃらんnetの立ち上げを責任者として推進した後、取締役常務執行役員として同社の人材型事業統括。2006年にリクルート退社。

2011年に株式会社DEiBA Companyを創業。グループディスカッション型の就活イベントを開き、累計7万人が参加。