前提
特になし
流れ
社会貢献という言葉がとても漠然としていてわかりにくいので、社会とは何か、貢献とは何かについてそれぞれ考えることにした。
社会とは二人以上の人がいるコミュニティのこと。
貢献とは他者の利益のために行動した結果、相手の役立つこと。相手のためを思ってやっても役に立たなければ貢献ではないという話でまとまった。
貢献とは自己判断ではなく他者判断であるという意見が出て、全員が同意した。
一人では社会とは言えないので、誰か一人のためではなく複数人または社会全体のために行動すること。
個人のためにやっても社会貢献とは呼べない。しかし、個人のためにやったことでも副産物的に周りの人に貢献できたとしたら社会貢献と呼べるだろう。
社会貢献とはお金・時間・労力を消費することであるという意見もでた。
社会貢献の例をあげると
清掃活動
ボランティア
募金
献血
などが挙がるがどれも人の役に立つために何かを消費している。
最終的に、社会貢献とは自分の何かを消費して世の中の何かのコミュニティに利益をもたらすことであるということになった。
結論
お金・時間・労力などを消費し、複数人以上の人たちのために何かを行った結果良い効果を生み出すこと。
フィードバック
本問題は「定義型です」(「〇〇とは何か定義してください)
定義型のポイントは、
言葉や抽象的な概念を定義する問題は、辞書的な意味を聞いているのではない。
個々の過去の経験をもとにアイディアを一度発散させた後、グループの結論として収束させる。
※論理的思考(頭の良さ)よりその人の価値観をみられる場合が多い
定義型の解法としては、
1.誰にとって?
2. 体験談を述べる
3. 共通を抜き取る(多くとも3つ以内にしよう!)
まず、誰にとって「社会貢献」を定義しよう.
定義型では基本的に体験談を述べる議論に持って行く為、「私たち大学生」にとって「社会貢献」を考える.
私たちで社会貢献をしたことがあるか?の議論をして、吐き出しを行う.
ゴミ拾い
募金
高齢者に席を譲る
使ったものをリサイクルする
外国人に道を教えてあげる
などが列挙されるだろう.
これらに共通する言葉はなんでしょうか?
という展開をしていきましょう.抽象的でいいので自分から率先してまとめに入るようなことを言っていきましょう.
例えば,これらに共通することは,自分には利益が無いことではないでしょうか?
なので,「自分に利益が無く,誰かの役に立つこと」などを発言してまとめの作業に入ります.
他の方はどう思いますか?などして,
2~3個出していきましょう.
似たような発言や,的を得ていない答えはうまくまとめましょう.
似た発言 ->「AさんとBさんは同じような事ですね!採用にしましょう!」
的を得ない->「それはゴミ拾いには当てはまってなくない?別の言い方で表せられそうじゃないでしょうか?」など
こうしてまとめて出た回答2~3個程度を定義しましょう.
今回の議論では定義を決めなかったので、自分には利益が無いなどの話をしても
あれ、誰目線だ?とチームで共有する事が出来ていませんでした.
対象を自分とすればもっと,体験談が話せて議論の内容は濃くなったと言えるでしょう.