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[武蔵コーポレーション]塾のチューターとして、生徒の成績を上げさせるためにはどうすればよいか

オンラインにて活動する女性

目次

 

就活生・山田さん
消費財メーカーを目指す大学3年生。グループディスカッション(GD)はあまり得意でなく、インターン選考で大苦戦。プロ講師のもとで特訓中!

 

就活プロ講師・デアイバさん
DEiBA Company 学生マーケティング部所属。
就活対策セミナーでグループディスカッション(GD)を教えるプロ講師。累計8万人が参加したGDイベント「デアイバ」の運営も担当する。

塾のチューターとして、生徒の成績を上げさせるためにはどうすればよいか。という問題を解いていきます。

 

山田さんの解き方

 

1. 【前提確認】

・どんな生徒か?

→年齢:小学校高学年

・どんな講師か?

→マンツーマンの個別指導形態

・指導内容は?

→学校で習う内容の予習・復習

・成績が上がるとは

→テストの点数の向上

 

2. 【現状分析】

勉強に必要なことを洗い出す。

心、技、体のフレームワークを利用すると

①心:生徒に勉強したいと思わせる

②技:生徒に学校の内容を理解させる

③体:生徒に勉強の習慣をつけさせる

 

3.【施策立案・検討】

①勉強したいと思わせるためには

・インセンティブ:90点とれたら〇〇などを親御さんに相談して決定

・良く褒める

②学校の内容を理解させるには

・教材の見直し:生徒のレベル・学校の教科書にあった教材の選定

・学校の授業速度の聞き取りをし、予習復習ができている状態の徹底

③習慣をつけさせるには

・インセンティブ:何日間連続して勉強したら〇〇

・毎日短時間でいいので時間を決めて勉強する(親御さんの監視あり)

・塾のコマ数を増やす提案

 

4. 【まとめ】

塾のチューターとして、個別指導中の小学生の生徒の成績向上をするには、以下のような施策が考えられる。勉強をするためのモチベーションを上げるため、インセンティブの設定や良く褒めることを徹底する。勉強の内容を理解させるためには、適切な教材の選定と、学校の学習速度に合わせた広義の組み立てを実施する。最後に、勉強を習慣づけるためには、インセンティブの設定のほか、毎日保護者の監視のもと短時間で勉強をする、塾のコマ数を増やす提案をすることがあげられる。

 

プロ講師の解説

1. 前提確認
前提条件、非常に良く決められていると思います。一点だけいうならば、期間まで決められているとよかったと思います。普段のGDだと決めなくてよいことも多々あるのですが、生徒の成績を上げるという観点では必須かと思います。

2.現状分析
心、技、体のフレームワークを使っているのが非常に面白かったです。内容としてもMECEに分析できていると思います。

3.施策立案・検討
こちらも良く考えられていると思います。あえて言うなら、自分主体の施策が少し少ないかな?例えば、①であれば「生徒との関係値作り」などを入れてもよかったかと思います。講師の立場から考えるため、保護者や生徒の自主性に頼りすぎない施策を考えてみることも大事です。また、観点は少し変わりますが学校での授業の受け方なども指導してあげてもよいでしょう。

【総評】今回は課題解決型のお題でした。ご自身の勉強の仕方等を考えて、生徒さんの学力を本質的に挙げていく施策を考えていくことが大切です。意見は出やすい類の問題ですので、複数人で実施する場合や時間が余った場合は実効性・実行性・期間などの軸でいくつかに絞ったり、優先順位をつけてもよいでしょう。

 

 

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監修者
代表取締役志村の写真
志村 友樹

DEiBA Company代表取締役

早稲田大学文化構想学部卒業。新卒で大手損害保険会社に入社。創業社長の清水との出会いをきっかけに、2016年にDEiBA Companyに入社。2024年4月より創業社長の清水の後任として、代表取締役に就任。

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