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就活生・佐藤さん
コンサル志望の大学3年生。グループディスカッション(GD)は割と得意。実力をさらに磨くため、プロ講師のもとで特訓中!
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就活プロ講師・清水さん
DEiBA Company代表取締役でYoutuber。元リクルート常務。
「DEiBA就活チャンネル」や就活対策セミナーでグループディスカッション(GD)を教えるプロ講師。
「日本のDXを進めるには」という問題を考えます。
佐藤さんの解き方
1.前提
日本のどこのDXを考えるか?
今回は企業活動におけるDXを考える。
DXとは?
・企業がAI、IoTなどのデジタル技術を用いて、業務の改善や新たなビジネスモデルを創出すること。
逆に、DXが進んでいない状況とは?
業務において、デジタル技術が用いられていない。あらゆる場面で紙媒体を使い情報共有を行っている状況。
2.現状分析
中小企業や地方企業を中心にDXは進んでいない状況。
DXが進まない理由としては
・社内にDX人材が不足している
・意思決定を行う企業のトップがIT導入後のビジョンを持ち合わせていない
・IT導入の予算が不足している。
などが挙げられる。
3.ボトルネック
日本企業のDXを推進させるためには中小企業や地方企業にデジタル技術を導入すればよい。
ボトルネックは現状分析で述べたように、
①社内にDX人材が不足している
②企業トップがIT導入後のビジョンを持ち合わせていない
③IT導入の予算が不足している
の3つである。
4.打ち手立案
①について
⑴DX人材の募集とDX教育費の福利厚生を充実させる
DX人材の採用募集をかける。ITの業務に自信がない人でも成長できるように、教育費も会社が福利厚生として負担する。
②について
⑵企業トップ向けにセミナーを開催する
経済産業省などが主催で、企業トップ向けにDXのセミナーを開催し、IT導入後のビジョンを明確にさせる。
③について
⑶DX補助金制度の広告を作成する。
DXを推進することで得られる補助金が世に知られていないため、テレビ広告やネット広告で認知を得る。
5.打ち手評価
実現可能性と効果の大きさで評価する。
実現可能性:⑵>⑶>⑴
効果の大きさ:⑶>⑴>⑵
6.結論
これまでの議論からから、日本のDXを推進させるためには、
中小企業や地方企業のトップに向けて、政府が付与するDX補助金の広告を作成すること
に決まった。
プロ講師の解説
課題解決型>課題解決型の詳しい解説はこちら
※「高齢者の孤独死の人数を減らすにはどうしたらよいか」という問題を使って解説しています。