前提
どのくらいのスパンで解決するかを定義.
今回は今すぐに住友商事が出来る対応とする.
背景
この問題を出すということは,住友商事がメーカーに部品を送っているということが分かる.
なので,
1.メーカーに対しての対応
2.海外の工場に対する対応
この二点を考えることにしました.
流れ
短期解決として,
1に対して出来るのは,謝罪と状況の説明だろう.
そして,取引先に責任を負わせるわけにはいかないので,どのような対処を取るかを説明.
2に対して出来るのは,どんなトラブルが起きたのか問い合わせる.
発送でのトラブル,機材のトラブル,原料のトラブルなど.
それらを理解して,しっかりと対応を考える.
発送トラブルなのであれば,費用を払ってでも急いで配達をさせる.
機材や原料の場合にはどうすることも出来ないので,別の方法を考えるしか無い.
おそらく,海外の別の部品メーカーに問い合わせる時間は無いので,国内でそれらを作る工場,もしくは別の自動車メーカーに問い合わせる.
結論
発送トラブルの場合には,取引先に待ってもらう.
それ以外のトラブルの場合には,別の部品工場を訪問して入手をする.
フィードバック
本問題では,結論は2パターンが正解です.
他の部品メーカーから調達、他の自動車会社からの調達この辺が大筋です
これをいかにして導いたかを見る問題でした.
①住友商事が自動車部品を海外から調達して国内の自動車メーカーに提供するという仕事をしているという前提ですね。
②車の備品はメーカー個別のものと共有化されてるものとがありますから、都合上共有化されている部品に前提を置きましょう。
③短期的もしくは長期的解決策でだいぶ変わりますから、短期に定義しましょう。
これが道筋.
部品の前提が置けていなくて,具体的な案が出なかったのがバッドポイントです.
車メーカからするとその部品を早く調達しないといけませんから、
①原因追及と対処策
②代替え策
が考えられますね。
考えられる原因は、仕入れにおけるトラブル、製造現場でのトラブル、発送でのトラブルですね。
仕入れのトラブルは材料の入手や輸送のトラブル、製造現場でのトラブルは機械の故障や人的トラブルなどが考えられます。
その中で商社の住友商事ができることはネットワークを使って解決することですから、現在の状況確認、これが最も優先順位が高く重要です。
状況はどのくらい考えられるでしょうか。輸送系のトラブルなら代替え輸送方法の手配、時間がかかると判断したら代替え案ですね。