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[双日]アパレル企業の海外進出について,どの戦略を描くか

コンテナ船のイラスト

目次

前提

双日があらかじめ前提を唱えていました.

双日とユニクロのケース」というのが前提です.

 

背景

双日がリアルに海外にアパレルを展開したいと考えている.

日本のアパレルがなぜ厳しいのかを考えた上で戦略をとる

流れ

なぜ厳しい?

まず,なんで日本のアパレルが厳しいのか.

みんなの知っている限りの意見を聞きました.

日本の物価が高いから日本拠点で外国人を雇うとしても人件費が高い.

かといって,海外展開をしようと他の国の企業を買収しても,アメリカや中国が独占をしているので,費用がかかる.

発展途上国では,インフラが整っていないので,作業の水準が低くなってしまう.

これらの課題があってアパレルは難しいと考えられる.

解決策

日本拠点や海外拠点を使うのが難しいのならば,ITの力で大きなネット販売をしていくしかない.

クラウドベースのアプリケーションを開発することで,全世界に店舗を構えるのと同等になる.

安さで勝負するアリババやタオバオのような,新しいジャンルで勝負が出来るクラウドアプリケーションを開発すべきである.

具体的にどんな強みにすればいいかをチームで列挙したが,

安さの中国,おしゃれなアメリカなど,ファッションで戦う道に残されたのは質のみ.

結果的に「質」で戦うしかないという結論になった.

結論

高品質を掲げた,全世界をターゲットにしたクラウドECアプリケーションの開発.

 

フィードバック

テーマがありますが,これをさらに絞れるかが重要なポイント.

企業リサーチをしていないと解けない問題でした.

さて大前提ですが、

「過去にアパレルで海外進出して大成功したブランドはない」

というのが定説です。

これを掲げられるかが最初の分かれ目.


①失敗事例を理解


②ほかの分野で成功している事例から成功戦略を模倣


③アパレルの客層は基本的にはラグジュアリー、アッパーミドル、ローワーミドル、マスボリュームの4層。


④社会変化。店舗からネットへ進化しています。そしてファッション離れが進んでいる。

というステップが正解です.

これにいかに沿った議論が出来るかどうか.

1,4は議論が出来ていますから,フィードバックとしては50点の議論でした.

補足すると,

車、カメラ、時計など、少し高級で性能の良いものが安い値段で買える製品が、海外で最も成功している日本製品です。


それとウォークマンとかウォシュレットのような、日本が開発したオリジナルな製品。そして、実店舗からネットへの変化があります。


最近の成功事例で最も参考になるのはアシックスのオニヅカタイガーですね。海外で85%売れています。

この商品のコンセプトは「大衆化させない」です。

量販店での販売をしないでブランド維持をしています。


ユニクロも一緒です。直接の店舗でしか購入できません。そして日本特有の成功モデル、ちょっと良い製品がリーズナブル、そして豊富なカラーバリエーション。インスタ映えは重要です。
そして最後に有名人、インフルエンサーに着てもらうのです。

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監修者
代表取締役志村の写真
志村 友樹

DEiBA Company代表取締役

早稲田大学文化構想学部卒業。新卒で大手損害保険会社に入社。創業社長の清水との出会いをきっかけに、2016年にDEiBA Companyに入社。2024年4月より創業社長の清水の後任として、代表取締役に就任。

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